新入部員、堂々の初舞台
劇団ケッペキ7月公演
劇団ケッペキは7月6日、京大西部講堂で、7月公演「カフカズ・ディック」を上演した。「変身」などで有名な実在の作家、フランツ=カフカの文学への異様な執着と人生への苦悩、そして彼の死後、消えた遺稿に翻弄される周りの人々の葛藤をコメディタッチで表現した。
【7月7日 京都大学EXPRESS=UNN】

【写真】7月公演「カフカズ・ディック」を演じている様子(7月4日・京大西部講堂で 撮影=原尚吾)
新入団員にとって初めての公演となる今回は、主役のフランツ=カフカをはじめ出演者の過半数を新入団員が担当した。劇団側も「予想外」と言うほどの多くの観客の中には、新入団員の友人らも多く見受けられた。
演出を担当した三木規靖さんは、「今回の劇で伝えたかったことは、フランツ=カフカという人間の死に対し、周りの人間が何を感じ、どう向き合ったかということ。カフカを知らないという人にも是非見てほしい。」と話した。また、特に力を入れた点としては、芝居の中の静かな時間を挙げ、「一瞬の間に込められた、言葉では伝えられない部分を、役者の表情などで伝えたかった」とも話した。
次回の公演は9月の上旬の予定。今回のように既成の台本を上演するのではなく、団員が書いた数本の脚本を上演する「短編公演」が予定されている。





